活用事例
Case Study
【水関連IoT事例】水質監視システム(アンモニア・亜硝酸・硝酸)
水質監視(アンモニア・亜硝酸・硝酸)
排水処理ブロアを連続運転すると過曝気状態なり、浄化槽内のpH値が低下し、微生物が増殖するには厳しい環境となるため、浄化能力が低下します。 浄化槽内の酸素量を適正な状態に維持するため、ブロアの間欠運転が望ましい。 この点、溶存酸素測定(DO値)によって制御する場合、微生物の酸素消費量を見て間接的に硝化を確認するため、なお過曝気となり電気を余計に消費しています。 そこで、アンモニア/亜硝酸/硝酸センサにより硝化サイクルをリアルタイムにモニタリングすることで硝化完了を迅速に発見し過曝気を防止します。 ブロアの間欠運転の適正化により省エネを図ることが可能となります。

システム構成
水質監視システム(アンモニア・亜硝酸・硝酸)構成図
アンモニア・亜硝酸・硝酸にかかわる環境基準
機器構成
1.制御装置       SIMカードを含む
2.変換器        
3.アンモニアセンサ        
4.硝酸/亜硝酸センサ        
5.警報装置(回転灯)  ※オプション
※ クライアント端末(PC、スマートフォン、タブレット)は、ユーザー様にてご用意下さい。
※ SIMカードは貸出品です。契約終了後、ご返却頂きます。
※ 機器の仕様・デザインは、予告なく変更することがあります。
用途/導入メリット
■ 自動測定・遠隔監視により、水質測定業務の負担を軽減することが可能です。

■ 水環境保全の観点からコンプライアンスを遵守し、社会的信用力と企業価値の向上に寄与することが可能です。

■ 気象や水質などの複合的な指標を設定し、長期的にデータを収集することで将来予測モデルの開発に寄与することが可能です。

価格
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