活用事例
Case Study
IoTセンサ連携 緊急コール(自動音声架電サービス)の概要
緊急自動架電
特定のメールを受信すると自動音声電話を発信するクラウドサービスです。 例えば、設備機械の異常、立ち入り禁止エリアへの侵入、自然災害の発生などをセンサが検知しアラ―トメールを発信した際、担当者に電話で確実にお知らせすることで初動対応の遅れを防止することができます。 架電先は複数設定でき、担当者が電話を取れなくても別の担当者に架電する設定や、曜日によって異なる電話番号リストを登録できるなど多彩なオプションがあり、自社に適した機能を組み合わせることが可能です。 ※ 本サービスはIoTシステム『M2MSTREAM™』と『急コール™』(株式会社ワイドテック)をシステム連携してご提供いたします。
緊急自動架電サービス
急コールの機能
急コールは、お客様ご指定のキーワードを含むメールを受信すると、事前にリスト登録した架電先担当者へ自動で順番に架電するシステムです。
また、架電先担当者の誰からでもボタンプッシュによる対応可のレスポンスを取得すると、その時までの各担当者対応状態を管理者にメールでお知らせします。

1.架電パターン設定機能

【キーワード設定】
項目:メール件名、本文
※ それぞれ最大5個設定可能です。
※ 差出人メールアドレスも架電対象に設定可能です。
※ 環境依存文字は設定いただけません。
※ キーワードは、件名、本文とも「全てのキーワードを含む」または、「いずれかのキーワードを含む」を選択して設定できます。
急コール01
【架電対象を設定】
架電する担当者名と電話番号を設定できます。(1架電パターン、2シフト)
※ 登録可能件数は、シフト1(例:日中)とシフト2(例:夜間)それぞれ10件まで登録可能です。
※ 架電パターンは、1セット単位で複数増やすことができます。(オプション)
急コール02
【管理者に架電結果をメールで通知】
事前に「処理状況送信先」に登録した管理者のメールアドレスに、架電結果を送信します。管理者は架電先担当者の中から誰が対応するかの対応状況が把握しやすくなります。
また、メール送信アドレスにメーリングリストを設定いただくことで、複数人で状況共有が可能になります。
急コール03 急コール04
2.発信情報設定機能

【架電時の呼出時間、リトライ設定】
架電先担当者への呼出時間や、対応受託者不在の場合にリトライ回数の設定ができます。
急コール05
3.アナウンス名称設定機能

【アナウンスセット】
架電先担当者に流す音声アナウンスですが、オープニング、「1」プッシュで対応可と回答した場合、「2」プッシュで対応不可と回答した場合の3つで1セットにしたアナウンスセットをご用意しております。
※ お客様でアナウンスセットをご用意いただき、弊社にて設定することも可能です(オプション)。
※ お客様でテキストをご用意いただき、弊社にてアナウンスセットを制作、設定することも可能です(オプション)。
※ 送信元メールアドレス毎にオープニング音声を分けることも可能です(オプション)。
※ 架電パターンに応じて、異なるアナウンスをご利用されたい場合、アナウンスを追加できます(オプション)。
急コール06
4.履歴管理機能

【対応状況、履歴など一括管理】
管理者へのメール通知だけでなく、Web画面上でも対応状況をご確認いただけます。
また、架電結果の履歴も一覧表示されるので、一括管理が可能です。

急コール07
機器構成
1.IoT機器(センサ) お客様のニーズに応じてカスタマイズします
※ クライアント端末(PC、スマートフォン、タブレット)は、ユーザー様にてご用意下さい。
※ ルーター(SIMカード)、セキュリティユニットは貸出品です。契約終了後、ご返却頂きます。
用途/導入メリット
■ 障害発生などの緊急時に確実に担当者に連絡が取れます。
■ 担当者を探して電話を掛ける手間が省けます。
■ 迅速な初動対応により損失を最小限に抑えることが可能になります。
■ 巡回業務に関するコストを削減することが可能です。
■ お客様のニーズに合うセンサをカスタマイズで実装することが可能です。
価格
個別に御見積りいたします。
現場の用途に対応したカスタマイズをご希望の場合は、ご相談下さい。
製品カタログ
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振動計測+緊急自動架電システム